学びとは未来を信じる行為である
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学びとは未来を信じる行為である
「学び」とは何でしょうか。
知識を身につけること、試験に合格すること、資格を得ること──。
私たちはつい、目に見える成果で学びを定義してしまいがちです。
けれど、私にとって学びは、それ以上の営みです。
学びとは「未来を信じる行為」である、と考えています。
なぜなら、学びは常に「まだ見ぬ可能性」に向けられているからです。
子どもが新しい言葉を覚えるとき、社会人が自分の働き方を問い直すとき、あるいは地域の人々が未来の町を思い描くとき──そこには「今はまだ形になっていないもの」を信じるまなざしがあります。
私はこれまで、対話やアート、探究学習を通して、子どもから大人までが「自ら問い続ける力」を育む実践を重ねてきました。そこでは、誰かが用意した“正解”にたどりつくことよりも、「問いを深めるプロセス」にこそ価値が宿っていました。
学びは、未来への信頼を紡ぐ営みです。
その一歩一歩の積み重ねが、やがて社会を変え、人と人をつなぎ、まだ見ぬ明日を形づくっていくのだと思います。
これから、このブログでは「学び」をめぐる実践や対話の記録を少しずつ綴っていきたいと思います。
「学びとは未来を信じる行為である」という言葉を軸に、みなさんと共に問い、考え続けていけたら嬉しいです。