最近学んだことについて
Photo by Guillaume Galtier on Unsplash
私は2025年1月から動画編集スクールに通い始めました。
主にPremiere ProとAfter Effectsのスキルを身につけるために、自分への投資として始めた学びです。
独学では習得に時間がかかっていたスキルも、この半年で効率よく身につけることができたと感じています。
ですがそれ以上に印象的だったのは、
「なぜ私は動画編集の仕事がしたいのか?」
「なぜ今もデザインの仕事を続けているのか?」
——そういった“原点”を深掘りする課題が出されたことでした。
それは、私自身の生い立ちに深く関係していることに気づかされました。
誰にでも、多かれ少なかれ、人生の出来事が仕事の選択に影響していることがあると思います。
たとえば、大きな病気や怪我をした経験から医師を志すように。
私の場合、自信や自己肯定感を持てなかった時期に、
大好きだった書店でキレイな洋書やデザイン書、おしゃれな雑誌や写真集など、
心をワクワクさせてくれる“デザイン”と出会い、
「いつかこんな場所に行ってみたい」
「こんな誌面を作ってみたい」
「クリエイティブな仕事がしたい」
と希望を持つことができました。
現在は広告やバナー、Webなど、デザインで「伝える」仕事にやりがいを感じています。
思い描いていた仕事ができていることに感謝しています。
ただ最近、「もっと、今迷いの中にいる人に何かを届けたい」と思ったとき、
映像と音楽という新しい表現の可能性が浮かんできたのです。
動画スクールでの学びは、思わぬかたちで私の原点を見つめ直す機会となりました。
自分を深く知るという意味でも、大きな“学び”だったと思います。
一つ階段を登れたような気がしています。
とはいえ、スキル的にはまだまだこれから。
ふと自信が揺らいでしまうときもあります。
昔のように、自己肯定感が低かった自分が顔を出しそうになる日もあります。
そんなときは「自分軸を持つんだ」と、自分を励ましながら進んでいます。
ある言葉に出会いました。
「自分軸とは、人からの評価を気にしすぎて動けなくなっているときに、
自分の“純粋な願い”の声を聞いてあげること」
私の“純粋な願い”とは、
-デザインで誰かの気持ちを軽くしたい
-綺麗なもの、あたたかいものを届けたい
-言葉にならない想いを、形にしてあげたい
かつての不安だった自分へ、
自信がなかった自分へ、
ぐるぐる悩んでいた自分へ。
その姿は、今どこかで似たように頑張っている誰かと、きっとつながっている。
そう信じて、これからも進んでいきたいと思います。