スクラムチームの信頼関係を深める「マニュアル・オブ・ユー」の実践法
👋 はじめに
こんにちは。現職ではフロントエンド開発 ( Angular/TypeScript ) を主戦場に、チームリード兼スクラムマスターとしてチーム運営にも携わっています。
今回はスクラムチームのメンバー間の相互認識を深めるために行ったワークショップ「マニュアル・オブ・ユー」についてご紹介します。
💡 チームビルディングに悩んだ経験から
スクラムチームで開発を進める中で、「もっとチームメンバーの考え方や価値観を理解できれば、コミュニケーションがスムーズになるのに」と感じることがありました。
特にリモートワーク環境では、互いの状況や考え方が見えづらく、ちょっとした認識のずれが生産性や信頼関係に影響することもあります。
📖 「マニュアル・オブ・ユー」とは
そんな課題を解決するために活用したのが、チームメンバー個々の特徴や価値観を文章化する「マニュアル・オブ・ユー」です。
自己紹介をより深め、日々のコミュニケーションに役立てることを目的としています。
🛠 実践のステップ
私たちのチームでは、以下のステップで取り入れました。
- 各メンバーが自分の仕事のスタイルや考え方、価値観をまとめる
- 書き上げた内容をチーム内で共有し、質問や感想を交換する
- 日常の会話やタスクの割り振りに反映させる
このプロセスを通して、互いの強みや苦手な部分を理解できるようになり、心理的安全性が高まるのを実感しました。
※ 使用したボードはこちらです。
🌟 成果と学び
- コミュニケーションがスムーズになり、意思決定のスピードが向上
- 些細な誤解や認識のずれが減少
- 新メンバーが入りやすい雰囲気を作ることができた
チームでの信頼関係は、技術力だけでは作れません。こうした小さな取り組みが、開発の質やチームの成長に大きな影響を与えることを、改めて実感しました。
✨ まとめにかえて
実施してみると、メンバーの得意・苦手が可視化され、相互補助や協力がスムーズになりました。
スクラムイベントやミーティングの改善点も自然に見えてきます。
一方で、内容が豊富すぎて急ぎ足になった場面もあり、「重点的に話すポイント」を事前に絞る工夫が必要だと感じました。
このワークショップは、チームの理解を深めるだけでなく、新しいメンバーが加わったときや、コミュニケーションがぎこちないときにも 1〜2 時間で実施可能です。
またスクラムチームだけでなく、エンジニアチーム全般に応用できます。
短時間で自己理解と他者理解を同時に深められる「マニュアル・オブ・ユー」、チームビルディングの一手としてぜひ取り入れてみてください。
🔗 元記事はこちら
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