「誰かと一緒に創るって、こんなに楽しい」 ― ダンスと仕事に通じる“共創”の原点
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「頑張った!」という達成感よりも、
「楽しかった!」という充実感が心に残っている。
私の“チームでつくる”ことの原体験は、
実は高校・大学のダンスにあります。
■ 高校時代:創作ダンスで「0→1」を形に
これがはじめてのリーダー経験。
舞台は高校の創作ダンス発表でした。
理想のリーダー像なんてなくて、あったのは、“一人一人の意見やアイディアは大切にしたい”という気持ち。
それぞれが自由にアイデアを出す中で、
どんなメッセージを届けたいのか?という軸に立ち返りながら、
全員で一つのストーリーを作り上げました。
結果は、卒業して20年以上経った今でも先生から「伝説」と言ってもらえるほど。
でも、私の中に残ったのは“優勝の達成感”というより“ものづくりの喜び”。
「みんなで創るって、なんて楽しいんだろう!」と感じた瞬間でした。
■ 大学時代:一人ひとりのペースに寄り添うリーダーに
大学ではダンスサークルのリーダー的ポジションに。
メンバーのほとんどは初心者で、ダンス経験も熱量もバラバラ。
だからこそ、「同じ熱量を求めない」というのが私の方針でした。
掛け持ちサークルのある子にはその子のペースを、
なかなか上達しない子には、できたところを一緒に喜ぶ。
そして、みんな、踊りを楽しむこと!
という共通の想いで、踊り切った
結果、ベストダンス賞を受賞することができました。
■ 今、チームで働くことにワクワクする理由
仕事も同じ。
全員が“同じ強さの熱量”を持っていなくてもいい。
だけど、「同じ方向を向く共通の想い」があれば、
人は自然と力を出し、楽しんで取り組める。
それぞれのペース・個性・背景を尊重しながら、
一つの目的に向かって協力し合う――
そんなチームで働くことに、私はとてもワクワクしています。
“違い”を楽しみながら、最高のものを一緒に創るチームを、また作りたい。
そんな想いを持つ私のプロフィールも、よければご覧ください。