【Story 急上昇ランキング 1位(by Wantedly)に】自分好みの花を咲かせようとしていませんか?
先日、2冊目の共著書を出版しました。『子どもが自ら夢を叶える力を育む「子育て法」42選』。
https://www.wantedly.com/users/193829778/post_articles/967984
※ブックファースト新宿店(モード学園コクーンタワー地下2階、【家庭教育】コーナー手前)、筆者撮影
自分好みの花を咲かせようとしていませんか?
というタイトルで、22選目(p185-191)の第4章 保護者が自信と勇気を持てる心構えや考え方へのアドバイス<その1>~子育て/教育への心構え・考え方編~ を執筆させていただきました。
この言葉は、保護者へのアドバイスというよりも、自身の反省です。当時は、気づいていませんでしたが、自分好みの花を咲かせようと育て、それに同調しない学生を「困った学生」だと捉えていたのです。
子どもの宿している花の種が、どういったものなのか。親や教員には見えません。その見えないものを、信じながら、大切に育てられるか。
これって、結構難しいです…。大切な存在だからこそ、執着してしまいますし、お節介だとわかっていても、手出し、口出し、をしたくなるものです。
また、それは失敗せずに、成功させてやりたいという愛情からなのか、分からなくなることもあります。
というのも、子どもや学生の不始末は、親や教員の不始末。その育て方、教え方が悪いからだといった批判が自身に向けられないか、周囲の視線が気になってしまうからです。
そんな状況の中、自分好みの花ではないかも知れないけれど、、、子どもの宿している花が咲くのを楽しみに、大切に育てられるか。
いつも、本当に難しいなぁ-と悩んでいます。
≫ 古山 陽一
- ふるやま よういち。1979年生まれ、千葉県在住。大阪市立大学大学院修了、2016年から国際医療福祉大学 専任教員。専門は看護学。家庭では2児の子育て真っ最中。出生時には、計6ヶ月の「育休」も取得した。2012年からNPOを主宰し、「家族看護学」の視座から子育てや父親支援に関する講演・研修などを行っている。看護師、社会教育士、子育て支援員。「イクメン最強助っ人」(毎日新聞、2013年)他、メディア掲載歴多数。