後藤悟志の、忙しさの中で“余白”をつくる工夫
おはようございます。後藤悟志です。
プロジェクトマネージャーという仕事柄、毎日がバタバタです。打ち合わせ、資料作成、メンバーとのやり取り、クライアント対応…。特別なことではなく、むしろ「忙しいのが普通」という感覚に慣れてしまっている自分がいます。
でも、そんな日々の中で最近強く感じているのが、「余白の時間をどうつくるか」が、自分のコンディションにも、仕事の質にも大きく影響するということです。
余白というのは、単に「何もしない時間」という意味ではありません。僕にとっては、頭を一度リセットしたり、少し立ち止まって考え直したりする“呼吸”のような時間です。
意識していないと、あっという間にスケジュールが詰まり、ただこなすだけの一日になってしまう。それを防ぐために、僕が最近やっているのは、「30分だけ何も予定を入れない時間帯」を1日のどこかに必ずつくること。ちょっとした散歩をしたり、読書をしたり、ときにはただぼーっとコーヒーを飲むだけでもいい。
不思議なもので、この“何もしない時間”をつくるようになってからの方が、むしろ仕事の進みがよくなった気がしています。やるべきことを整理し直す余裕が生まれるし、人と向き合う気持ちの余白も持てるようになる。家庭でも同じで、子どもと向き合うときも心に余白があるかないかで、声のトーンも、受け止め方もまるで違う。
「忙しいのは当たり前」。だからこそ、その中で少しでも“自分の余白”を守る工夫を、これからも続けていきたいと思います。