私のマネージメント哲学の1つは「失敗するから成長がある。私は誰よりも失敗をしてここにいる。ただ失敗したからといって貴方を責めることはないよ!」です。失敗こそ貴方をより強く賢く成長させるスパイスです。その実例を書いています。
よろしければ前回分から読んでください。
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さて、革新的な経営をしていると話題の、大手機械メーカーさんと貴重なアポが、驚くほどあっさり取れてしまった私。これは不況下で工場巡りをしている新人営業の私の、ここ半年で一番のチャンスです。
ご担当者は20代後半、研究熱心な若手の技術者だったのだろうと思います。
すごくうれしかったのですが、「いや待てよ、冷静になれ。この会社の規模から考えると、まず担当者が軽くデモを見るだけだろう。でも長くコンタクトしていたら、1台ぐらいは入れてもらえるかもしれない。」という過去の経験からの適当な思い込みで、その会社の商品や事情もろくに調べず、上席に相談することもなく、いつも通り簡単な商品紹介の準備をして出かけたのでした・・・
当日は緊張で道に迷ったり受付で手間取り、ご丁寧に10分ほど遅刻までしました。
いざ指定された会議室に伺うと、そこには明らかに部課長クラスの方を含め10名ほどの設計課の男性陣が待ち構えていました。
「えっ・・・」焦る私を、かなり上席と思われる年配の男性が一瞥し、「手短にお願いします」と言い放ちました。私を手配した若手の担当者の方は、気まずそうに下を向いています。ああ、やってもうた・・・涙
私は何と、決裁権がある方に自社アピールする絶好の機会を、自身の浅はかな思い込みと準備不足で、デモ前に瞬間に潰してしまったのでした。
次回はいよいよ最終回。全然よい予感がしませんね。