カウンセリングはカウンセラー以外から学べる
こんにちは。磯野と申します。
今日、受診の帰りに立ち寄った薬局で、薬を受け取りながら近況の事など、道端での立ち話のような感じで、薬剤師さんとお話しをしました。
ご年齢からベテランの方かと存じますが、その方と話をし終わり薬局を出る時には、気持ちが楽になっていました。
対話中に感じていた事ですが、上っ面ではない混じりっ気のない自分として私と向き合い、その言葉の背景のものを肯定的に受け止め、さも自分も体験しているかのように感じたそれを言葉にして、私に返してくれました。
表情や声のトーンなども含め、恐らくその薬剤師さんがごく自然に、日常的に沢山の方々と向き合ってきたことであり、ご本人もおそらくご自身の無意識的な姿勢には気づかれてはいないのかと思います。
薬局を出て初めて思ったことは、「私のカウンセリングはどうだったのだろうか」そして、「カウンセリングはこういうものなんだ」と、カウンセリングの根本に気付かされました。
カウンセリングはカウンセラーから学べる。相手がカウンセラーなのだから当然の事ですが、教科書や理論に沿いすぎたそこから得る学びよりも、それにとらわれない、カウンセラーであるとともに(それ以前に)、“一人の自分“として向き合うことが大切であり、カウンセラーの最も重要な一つであると改めて確信することが出来ました。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。