パワハラ、セクハラ防止対策はこの2点
こんにちは。磯野と申します。
今日では、パワーハラスメント(パワハラ)、セクシャルハラスメント(セクハラ)といった言葉を聞いたことがない人はいないというほど認知されております。
このような言葉が使われはじめた以前と比べますと、パワハラやセクハラに関する相談窓口が社内に設置されるなど、各企業においての取り組みが行われていることにより、減少傾向にあるのではないかと推測いたしますが、未だニュース等で報じられる事も少なくはなく、それを見聞きするたびに苦しい気持ちになります。
このように報じられることは裏を返せば、問題意識の高さを示しているとも言えますが、遠くないいつか「ハラスメントという言葉を最近聞かなったな」と思えるほど、誰にとっても気持ちよく働ける職場にしていかなければなりません。
◆◇2つの防止対策◇◆
まず、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントにしましても、その行為者である従業員のみならず、会社にもその責任はあります。 それを踏まて、この2つの防止対策を上げてみました。
・ 会社側からのメッセージ
・従業員一人一人の問題意識
会社側からのメッセージとしまして、もうすでにご存知の方も多いかと思いますが、トップからのハラスメント防止に対する強いメッセージです。
そのメッセージに加えて、どういった言動がハラスメントに該当するのかを記したものを、従業員の誰の目にも触れられる所に掲載しておくことや、定期的に従業員全員を対象に研修を実施することであります。
会社側からのメッセージや定期的な研修を行なっていく事により、従業員一人一人がハラスメントに対する問題意識を持つことができます。
働く側としまして、問題意識を持つことで、このような言葉や行動はパワハラに該当するのではないか?セクハラと受取られないだろうか?と、気をつけるようになるはずです。 もし言ってしまったあとでそう感じた場合、言った相手に対して即座に謝ることもできます。
また、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントなどの相談窓口の設置(内部又は外部)は定められておりますので、そのような行為を受けた場合は、窓口を積極的に利用されてください。
この記事をご覧になられた方が経営側でしたら①②を、従業員のお立場でしたら特に②を意識してお考え頂けましたら、働く方の仕事や職場のお悩みと向き合うカウンセラーの一人として幸いであります。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
※ここでは、パワーハラスメント及びセクシャルハラスメントに特化して述べさせて頂きました。