【人の上に立つ人の共通点とは！？】この人についていきたい！と思うリーダーとは〜前半〜

今回紹介する本は『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』です。

本のタイトルにあるように「人の上に立つ」＝リーダーとして、この人についていきたいと、思わせる21の法則から説明している本です。
ではこの人についていきたい、と思わせるものは何かや、部下に心から慕われているリーダーはどんな共通点を持っているのでしょうか。

その答えは、個々の様々な人格的資質にあり、 人々を惹きつけることや結果を出し続けるリーダーになる方法がこの一冊に詰まっています。
僕は仕事の間に訪れた古本屋で、たまたまこの本を見つけました。

作者の”ジョン・C・マクスウェル”のリーダーに関する考え方は、まさに僕自身が日頃、大切にし、実践していたものでした。
今回はその中でもこの本を通して、今まで感覚的であったものが言語化された言葉を前半、後半に分けて紹介します。

勇気とは、「自分が恐れていること」をする力

皆さんも勇気を出して挑戦したことや一歩踏み出した経験は何かしら思い出すエピソードがあるのではないでしょうか。

例えば、僕は入学式が終わった後の初めての教室に入る時にすごく勇気がいる人でした。
この本には非常に優れたリーダーには共通点がほとんどないと書いてあります。

その中でも際立った共通点が一つだけあり、それが「自らすすんで冒険すること」だそうです。
さらには、リーダーシップとは、人びとに正しいことをさせる勇気の表現であると説明しています。

ここで伝えたいのは、誰しもが冒険するときに恐怖心を持ち合わせているということです。
冒険してみようと半歩でも前に進む人に周りの人が集まり、リーダーとして牽引していくのだと感じる。

僕も、日々の小さな冒険を繰り返すことを意識しています。
少しでも物事が前進するために、あなたにできることはなんでしょう。

この機会に考えるきっかけにしていただければ幸いです

コミュニケーションで周りの人がついていきたいと思う人に

この本では「すべてのコミュニケーションの目標は『行動』にある」と書いています。
僕はコミュニケーション能力は人生にとってどんな人でも身につける必要があると思います。

結婚生活、仕事、人間関係において欠かせないからです。
そして、コミュニケーションの先には人がいます。

コミュニケーションがより円滑になる、4つの原則を紹介しているのですが、その中でも僕が今回紹介するのは「相手のことを考える」ことです。

僕もたくさんのコラボレーターの方や実績を作られている方とお話する機会があります。

その際に、僕が伝えたかったことは相手に伝わっているのかと常に考えています。

何を目的に話しているのか、何が聞きたいのか、どれぐらいの時間話せるのか、など相手の立場に立つことで、相手に信頼される関係を作ることを意識しています。

与える心に勝るものはない

僕自身、与える存在なのかを客観視するようにしています。
この本では「真のリーダーは、絶対に見返りを期待しない」と書いています。

多くの経営者の方と一緒に仕事をする機会がありますが、本物の与える心と言うのはその場限りのものではなく、心の底からにじみ出るものであり、時間、お金、才能、持っている物、生き方に現れているなと、強く感じます。

この人についていきたいと感じる方は、自分のために物を集めるのではなく、他人に与えるために物を集めているように感じます。
それと同時に今持っているものに目を向けており、常に感謝の気持ちに溢れていると思います。

僕も与える存在として、日々行動します。

最後に

この本には、リーダーとしてもそうですが人としてどうあるべきかが書かれていました。
人間性を磨くと人生が好転すると僕は思います。

そして人はどんな人を魅力的であると感じるのかが非常にわかりやすく、様々な場面について紹介しています。

後半でも僕もワクセルを通して、より多くのコラボレーターの方とプロジェクトを起こし、実績を作るために、まずは自分自身と向き合い、魅力的な人になります。

住谷知厚（すみたにともひろ）

＜参考＞
◆「人の上に立つ」ために本当に大切なこと