今までの経験とこれからやりたいこと
【⒈医療現場で感じた課題】
看護師・保健師として急性期病院や在宅医療の現場で勤務する中で、「もっと早い段階で生活習慣が変わっていれば防げたのではないか」と感じるケースを多く経験しました。治療だけでなく、病気になる前の段階で生活習慣を見直すことや、再発を防ぐための行動を続けていくことの重要性を感じました。
【⒉行動変容支援への関心】
企業や健康保険組合向けの医療相談サービスに携わる中で、生活習慣病の予防や脳心疾患の再発予防に関する相談対応を行ってきました。
相談の中では「分かっているが行動できない」「一度始めても続かない」といった悩みを多く耳にします。保健指導や医療機関での指導など、行動変容の“入り口“となる支援は広まっていますが、実際に生活の中で行動を続けていくフェーズにはまだ多くの課題があると感じています。
【3.ユーザー接点から見える課題】
現在は医療相談窓口の対応に加え、相談データや利用状況を踏まえたサービス運用の改善や業務プロセス整備にも関わっています。
相談窓口の生活者のリアルな悩みや行動のつまずきを直接知ることができる場所でもあり、ユーザーがどこで困り、どのような支援があれば行動を続けられるのかを考えるようになりました。
【⒋サービス運用・改善の経験】
相談業務に加え、提供医療機関紹介サービスの運用見直しや業務フローの整理など、サービス運用の改善にも関わってきました。
例えば提携医療機関紹介サービスでは、利用動線や相談時の案内方法、紹介フローを見直すことで利用件数を7件から28件へ改善しました。
また健診後の受診勧奨サービスでは、対象者の行動特性を踏まえたコミュニケーションを工夫し、受診意思確認率100%を2年連続で達成しました。
【⒌今後やりたいこと】
医療相談の現場を通じて、知識提供だけでは行動は変わらず、日常生活の中で無理なく続けられる仕組みが重要であると感じています。
ついつい使ってしまう、気づいたら続いている。
そんなプロダクトやサービスを通じて、生活者の行動変容を支えられる仕組みづくりに関わりたいと考えています。
ユーザー接点で得られる課題や気づきを活かしながら、ヘルスケアサービスの改善やプロダクトづくりに関わっていきたいと考えています。