「将来、何になりたい?」
子どもの頃、何度も聞かれた言葉です。
もちろん、夢を持つことは素敵なこと。
でも、今の僕は思います。
明確な夢がなくてもいい。
夢は変わってもいい。
大切なのは、
「どんな自分でいたい?」
「何を大切にして生きたい?」
「どんな時に、自分らしくいられる?」
そんな問いを、自分の言葉で考えられることなんじゃないかと。
僕がキャリア教育に関わるようになったのは、2020年。
キャリアコンサルタントの仲間と、
「子どもたちの未来のために、自分たちに何ができるだろう?」
と考えたことがきっかけでした。
そこから始まったのが、キャリア教育コミュニティ「Eキャリ部」です。
そして活動を続ける中で、NPO法人xTReeEを立ち上げました。
僕たちが届けたいのは、職業を教えるだけのキャリア教育ではありません。
キャリアコンサルタントが学校に入り、授業や1on1で子どもたちと対話する。
答えを教えるのではなく、
「どうしてそう思ったの?」
「どんな時にうれしかった?」
「本当はどうしたい?」
と、一緒に考える。
そうすると、子どもたちの中から、それまで本人も気づいていなかった言葉が出てくることがあります。
「やりたいけど無理だと思っていたことを、やってみようと思えた」
「未来のことを明るく考えられるようになった」
「自分が知らなかった自分に気づいた」
そんな言葉をもらうたびに、対話には人の可能性をひらく力があると感じます。
僕たちが目指しているのは、子どもに「正しい進路」を教えることではありません。
自分の可能性に気づき、
自分の未来に少しワクワクして、
「ちょっとやってみようかな」と思えること。
そんな小さな一歩が生まれる時間を、もっと学校の中に増やしたいと思っています。
そしてキャリア教育は、子どもだけのものではありません。
関わる大人も一緒に学び、問い直し、挑戦していく。
そんな場を、これからも学校や先生、キャリアコンサルタント、企業、地域の人たちと一緒につくっていきたいです。
【Eキャリ部を始めた頃の想い】
▶ 人生を楽しむ教育を子どもたちへ
【「夢」について考えたこと】
▶ あなたの小さいころの将来の「夢」はなんでしたか?