AWS の クラウドが選ばれる 10 の理由 | AWS
Amazon Web Services(AWS)は Global で数百万以上、日本でも 10 万を超えるお客様にご利用いただいています。このページでは、お客様様がなぜ AWS を選択いただいているのか、10 の理由とともにご紹介します。
https://aws.amazon.com/jp/aws-ten-reasons/
Photo by Yender Gonzalez on Unsplash
1 . はじめに
2 . AWS の概要
2.1 AWS とは
2.2 AWS における主要サービスの分類とその概要
3 . AWS を利⽤するメリットと注意点
3.1 AWS の魅⼒
3.2 注意点と課題
4 . AWS を学んで得た理解と実感
・参考記事
AWSのサービス体系と利⽤するメリットと注意点について学習しまとめたので、記述していきます。
Amazon Web Services(AWS)は、クラウドコンピューティングサービス(クラウド)の 1 つです。
クラウドコンピューティングサービスとは、サーバーやネットワークなどのシステム構築に必要ないろいろな機能を、インターネット経由で提供するサービスです。場所や時間を問わず始めることができます。
AWS では、コンピューティング・ストレージ・データベース・ネットワーキング・IoT・セキュリティ・管理ツール・機械学習など、 多岐にわたるサービスが⽤意されており、 必要に応じて組み合わせることで、 幅広いアプリケーションに対応したインフラ構築が可能になります。
・コンピューティング (EC2)
・仮想サーバー。必要なときに起動・停⽌でき、柔軟なスケーリングが可能。
・ストレージ (S3)
・オブジェクトストレージ。静的ファイルの保存やバックアップ、データ共有に活⽤される。
・データベース (RDS / DynamoDB)
・RDS はリレーショナル、DynamoDB は NoSQL のマネージド型データベース
・ネットワーク (VPC / Route 53)
・仮想ネットワーク(VPC)や DNS サービス(Route53)で安全な通信を実現。
・セキュリティ (IAM / WAF)
・IAM でアクセス管理、 WAF で Web アプリケーションの脅威を防御。
・管理・監視 (CloudWatch)
・リソースの監視、 ログ収集、 アラーム設定などを⼀元的に⾏えるサービス。
・コンテナ (ECS / EKS)
・コ ン テ ナ 実 ⾏ 環 境 。 ECS は AWS 独 ⾃ 、 EKS はKubernetes 互換のマネージドサービス。
・機械学習 (SageMaker)
・モデルの構築・学習・デプロイまで対応する機械学習の統合環境。
・分析・ビッグデータ (Athena / Redshift)
・Athena は S3 上のデータ分析、 Redshift は DWH による⼤規模なクエリ処理に最適。
まず、AWS の特⻑をより明確にするため、 同様のクラウドサービスである GCP (Google) および Azure (Microsoft)と⽐較し、主に機能、強み、⽤途の広さに焦点を当てて整理しました 。
(※ 2025 年時点の⼀般的傾向)
AWS(Amazon)
【シェア・実績】
世界最⼤のクラウドシェア、最も歴史が⻑い
【特徴的な強み】
サービス数が最多。幅広い業種に対応
【主な⽤途】
⼤規模システム、 Web サービス、IoT、ゲーム
【サポート地域】
世界中に多数のリージョン・AZ を展開
【料⾦体系】
柔軟(従量課⾦・リザーブドなど多様)
【利⽤のしやすさ】
初⼼者にはやや学習コストが⾼め
GCP(Google)
【シェア・実績】
AI・機械学習に強み
【特徴的な強み】
BigQuery などのデータ解析が強⼒
【主な⽤途】
データサイエンス、分析系
【サポート地域】
地域展開は AWS/Azure よりやや少なめ
【料⾦体系】
単純明快で予測しやすい
【利⽤のしやすさ】
開発者向けに簡潔な設計
Azure(Microsoft)
【シェア・実績】
Microsoft 製品との親和性が⾼い
【特徴的な強み】
Office365 や WindowsServer との統合が容易
【主な⽤途】
企業内システム、 基幹業務、ハイブリッド環境
【サポート地域】
世界的に展開 (特に欧⽶・ アジアに強い)
【料⾦体系】
柔軟かつ Microsoft 製品とのバンドルに強み
【利⽤のしやすさ】
Microsoft ユーザーには親しみやすい
AWS は⾼機能で柔軟な反⾯、いくつかの注意点があります。まず、料⾦体系が複雑で、使い⽅によってコストが変動しやすいため、 リソース管理が重要です。また、 サービスの種類が多いため、 学習や運⽤に⼀定のスキルが求められます。
AWS では、 セキュリティ対策の⼀部は利⽤者側に委ねられています。 設定ミスやアクセス制御の不備によるリスクにも注意が必要です。
今回の学習を通じて、AWS は単なるサーバー提供のサービスではなく、コンピューティング・ストレージ・ネットワーク・セキュリティ・機械学習など、包括的なクラウド基盤であることを理解できました。そして、 料⾦体系やセキュリティ設計に関しては、 知識不⾜や設定ミスがトラブルの原因になり得ると理解し、慎重な設計と継続的な学習の重要性を認識しました。
また、クラウドは継続的に進化する分野のため、公式ドキュメントやハンズオン形式の教材を活⽤しながら、実務でも通⽤するスキルの習得を⽬指していきたいと考えています。