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福祉は当事者の為ではない

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 日本は民主主義社会ですので、多数決で全てが決まります。
 しかしマイノリティである「障害者」が駆逐されないのは何故でしょうか。
 私が考えるには、障害者福祉は「家族のため」にあるからだと思います。
 障害者はサルから産まれる訳ではないので、当然親がいます。その親の負担を緩和させたり、社会の負担を軽くするために、「障害者福祉」として棲み分けをしているのだと思います。

 つまり、社会にとって害のない、家族のいない障害者は見殺しにして構わないと言う事です。

 見殺しにされたくなければ、私達は常に「害悪」であり続ける必要があります。
 社会にとって危険因子であると認められる事で、私達はやっと社会に認められ、保護を受ける事が可能になります。

 私達はサルでも犬でもなく人間です。その事を社会に常に知らしめて生きる事が、障害者の義務であるとも言えると思います。