人材育成は、多くの企業にとって深刻な課題です。
「研修が実務で活かせない」「指導の質が上司によってバラバラ」といった現場の不満。「育成に割く時間がない」「ハラスメントのリスクを恐れ指導ができない」と悩む管理職。そして、「リーダー層が育たない」「社員が主体的に学ばない」と頭を抱える経営層──。あらゆるレイヤーで、人材育成の壁が立ちはだかっています。
私たちは、こうした課題を根本から解決するため、AIを活用した実践型の人材育成サービスを開発しています。特徴は、AIがリアルな仮想案件を生成し、実務に即したトレーニングを提供すること。単なる座学ではなく、実際の業務さながらの環境で学ぶことで、短期間で確実にスキルを定着させる仕組みを構築しています。
すでに50社以上の企業ヒアリングを実施し、強いニーズを確認済み。最小限の機能を備えたプロダクトも開発し、現在は複数の企業とトライアルを進めています。今後はトライアルの結果をもとにプロダクトを磨き上げ、Webマーケティング以外の分野にも展開。数年以内に売上数億円規模を目指し、最終的には時価総額1000億円超の事業へと成長させるビジョンを描いています。
現在、第一歩としてWebマーケティング領域にフォーカスし、Webマーケターの育成に特化した学習環境を構築。従来の「読んで学ぶ」「見て学ぶ」形式にとどまらず、AIが生成するリアルな商談シミュレーションを通じて、実践的なスキル習得を可能にしています。
このプロダクトでは、AIがクライアントとの商談シーンをシミュレーションし、ユーザーはAIが演じるステークホルダーと対話しながら、提案や改善策を実践的に学べます。さらに、AIがリアルタイムで詳細なフィードバックを提供するため、学びの精度とスピードが圧倒的に向上します。
私たちは、この事業を通じて「人材育成のあり方」を根底から変革します。企業や個人が抱える成長の課題に真正面から向き合い、誰もがスキルを最短で習得できる新しい学習のスタンダードをつくる。それが、私たちの挑戦です。
※事業の詳細についてはこちらのストーリーをご覧ください。
『新しい仲間と共に「次の時代の当たり前をつくっていく」事業責任者が語る今後の展望とは』
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【エムアウトについて】
エムアウトは、時価総額約1兆円のミスミグループを創業した田口弘によって2002年に誕生。「マーケットアウト」という独自の哲学を礎として、これまで自社で取り組んだ新規事業は50以上。
創業以来約20年間、スタートアップ創出の成功と失敗の中から蓄積してきたナレッジを、独自のプロセスやフレームワークである「組織で取り組む日本型新規事業生産方式」としてまとめており、新しいビジネスを高い成功確率で創出可能な環境が整っています。
事業シーズの発見から新規ビジネスプランの策定、事業会社の設立、EXITまでを全て自社で手がけており、さらに弊社の「新規事業開発」では既存サービスや自社リソースに依存することなく「徹底した顧客視点」で全く新しいビジネスの創造にチャレンジすることが可能です。
■直近のEXIT事例
・paiza株式会社(2020年 J-STAR株式会社へEXIT)
日本の人材業界や転職市場の仕組み上、IT人材のスキルが正しく評価されにくいため、転職でもミスマッチが起きやすいという課題感をテーマに事業開発をスタート。エンジニア向けの学習コンテンツと評価ツール、それらをもとにした転職支援サービスを展開。
■その他のEXIT事例
・株式会社アイデクト(2016年 PEファンドにEXIT)
・株式会社ユーザラス(現:発注ナビ株式会社)(2015年 ITメディア会社へEXIT)
・株式会社メディパス(2012年 介護ソフトウェア会社へEXIT)
・株式会社キッズベースキャンプ(現:株式会社東急キッズベースキャンプ)(2008年 鉄道会社へEXIT)