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ABOUT
東京・寺田倉庫G1ビル(品川区東品川)。江戸・明治時代など様々な絵師によって描かれた「百鬼夜行絵巻」「百物語」などの妖怪美術を題材に、300点以上の妖怪が動き出す没入型デジタルアート展です。会期中11万人を超える方が来場しました。(2026年3月27日〜6月28日、9:30〜20:00)
── 「絵の妖怪」を動かす
題材は、鬼、天狗、河童、付喪神。もとは絵巻や版画に描かれた静止画です。線の癖や筆の勢いを残したまま動かすため、3DCGアニメーションとLive2Dを使い分けています。動かした瞬間に「現代のイラスト」になってしまわないこと。それがこの展示の技術的な焦点でした。
── 部屋ごとに見せ方を変える
大型没入空間「妖怪大乱舞」、「妖怪の里」、妖怪シアター、百鬼夜行パレード、付喪神を探す体験、歌川国芳「相馬の古内裏」の骸骨映像。壁と床への全面投影、ホログラフィックスクリーン、立体造形を組み合わせ、部屋ごとに体験の質を切り替えています。順路を歩くだけで、鑑賞から参加へ自然に移っていく構成です。
── 音で空間を区切る
サラウンドシステムによる立体音響を導入しました。映像だけでは隣の部屋の音が混ざり、没入が切れてしまいます。音の設計は、空間を仕切る役割も担っています。
── 制作体制
プロデュース・総合演出:東山武明(代表取締役)/チーフディレクター:中川和。企画から映像制作、空間設計までを一旗が担当しています。