ラグビー部運営
中学高校と陸上(混成競技)に取り組み、大学でも継続したいと思っていた矢先、陸上部が休部状態だったことを知りました。 これまでと同等のレベル・密度での活動は難しいと思い、自分の運動能力を最も生かせると考えたラグビーに着目し、入部。主にWTB(点取り屋)としてプレーを始めました。1年時からセブンス(7人制ラグビー)を中心に、スプリント能力を生かして活躍しました。 2年時に部長を務めましたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が新学期を直撃しました。キャンパスが閉鎖され、新入生勧誘も含めた全ての活動がオンラインとなり、「面と向かってラグビーができない。でもチームとして組織運営をする必要がある」という相反する2つの命題に春は悩み続けました。後輩のために何かを残したい、そのために何ができるかを考え、「団結力のある組織を後輩への置き土産にしよう」という結論に至り、全面オンラインとなった大学生活における部員たちの居場所を作るべく毎週イベントを企画し実行しました。その中でも基礎的なトレーニングや運動知識共有は部全体で行い、「1年後のラグビーのために」活動し続けました。時には下級生と上級生のモチベーションの乖離が進み、大きな溝が生まれた時期もありました。ですがその度に、組織のために全力を尽くすラグビーの基本理念を共有し乗り越えました。一度も休部することなくオンラインで活動を続け、今現在の対面での活動が再開された今、自分たちの活動が無駄ではなかったと、チームの雰囲気の良さを見て思います。