紀の川LIP
和歌山県の紀の川市にある地域の店舗と共に特産品のフルーツを使ったスイーツの開発を行うプロジェクトです。 このプロジェクトの最終目標は「紀の川市に内在する人口流出が周辺地域よりも多いという社会課題に対して、特産品を使用した商品を開発することで、地域住民に地域の魅力を再認識してもらう・商品が地域内コミュニケーションのきっかけとなることで住民間の交流を増やす・周辺地域からの集客を促すことで紀の川市を知ってもらうことから解決を図る」というものです。 プロジェクトの課題として、共に開発を行う地域店舗を選定する際に、目標の達成に繋がる店舗を選ぶ必要がありました。そこで、目標達成に繋がる店舗の条件についてチームで話し合いをする・実際に店舗に訪れ、店舗の雰囲気や客層を知る・地域に根付いた店舗を知るために実際に地域に住んでいる市役所の方にアンケートを行うなどによって課題の解決を図りました。 また、自己の課題として「意見だしを行っているときに自分の主観で商品の提案をしてしまう」点が挙げられました。そのため、マーケティングや分析調査についての勉強をすることで、データを根拠とした提案が行えるよう知識を蓄えたり、チームメンバーや店舗スタッフの意見を積極的に聞きに行ったりすることで客観的な視点から商品を見るようにしました。その結果、6度目に行ったアイスクリームの開発では、実際に提案した点が反映された商品が商品化し、目標であった購買において同価格帯であるハーゲンダッツの売上個数を上回り、購買を利用した学生に地域の魅力を知ってもらうきっかけになることが出来たのではないかと考えます。 主体的に学び、データを根拠としたチームでのものづくりの経験をも活かして働きたいです。