20年の感謝の木
この作品は、20歳になった当日に家族に向けて20年間の感謝を伝えるために描いたものです。私は大学で進学で大阪に来ているため、沖縄にいる家族に直接感謝を伝えることもできず、家族と離れたまま成人を迎えました。そのため、この絵と一緒にありがとうを伝えました。 由季: 巡り巡る季節のように、自由に伸び伸びと育って欲しい。私は自分の名前の由来が好きです。家族、今まで出会ってきた人たちのおかげで、私は本当に自分でもぴったりすぎると思うくらいに自由に伸び伸びと成長して20年間生きてきました。 家族一人一人の主色として、左から黄色が末っ子の弟、赤が父、緑が妹、紫が長男、そしてオレンジが母、青が自分。枝は家族一人一人の人生を表しており、枝ごとに主色を入れました。その主色以外の周りのカラフルな色は、人生でさまざまな事が起きるのでそれをイメージしました。それぞれの人生があるといっても、家族の支えがあってこその自分。だから、全部の枝が集まる幹、家族が集まる部分を太くしました。一人一人が家族にとって大切な存在ということを表すために幹にも家族の主色を。 みんなの主色で塗られた丸い部分は、家族でのこれまでのたくさんの思い出。主色以外のカラフルな色は、私の家族がそれぞれ出会ってきて人たちをイメージしています。 真ん中の芯には感謝で詰まったゆーから家族へのありがとう。 一見、シンプルでカラフルな木の様に見えますが、さまざまな想いを込めて描いたこの作品は私にとって宝物です。