株式会社アスナロ / マーケティング
自社メディアの満足度を高めるため、直帰率を90%→70%に改善
メディアが軌道に乗り始めた頃Google AnalyticsやSearch Consoleなどのツールを使用し、データ分析を行いました。その結果、メディア自体の認知度は徐々に高まってきているものの、直帰率が9割を超え、10人中9人が1記事を見ずに直帰していることが課題としてありました。その要因としては、各記事がそれぞれ孤立していたことであると仮定しました。この課題・要因に対して、取り組んだ2つの施策を紹介します。まず1つ目はストーリーを設計し、導線を作成したことです。時系列ごとに説明すると、まず「自己分析 やり方」という検索ワードに狙いを定め、ハブページを作成。そのハブページ内では就活における自己分析の方法を網羅的に一覧できるようなものにしました。そしてそのハブページの関連記事欄に「自己分析×やり方」に関する具体的な方法を掲載しました。例えば、書籍を用いた自己分析方法、フレームワークを用いた自己分析方法という具合に作り上げ、ストーリーを作成することで各記事の孤立を防ぎました。2つ目の施策は関連記事を掲載する場所と量を変えたことです。今までは関連記事をページ最下部に設置していたが、回遊率を高めるために関連記事欄をページ中部に移動させ、また関連記事の量を工夫することにより、直帰率を抑えました。結果として、直帰率が9割だったのを7割程度に抑えることに成功し、メディア全体でユーザーの満足度を高めることができました。