株式会社Ecold / COO
【障害児通所支援での作業療法士OTの仕事】
リハビリ職、作業療法士って病院や高齢者や障害者・障害児の分野にかかわる人でないとなかなか馴染みのない職業ですよね。 大学や専門学校を出た新卒の人たちはまず病院に就職するのがスタンダードなのだとか。 病院で医師の指示のもとでリハビリをするのが仕事。 だから障がい児童の療育分野にはほとんど流れてこない。 けど、専門学校に入りたての頃のアンケートでは「子どもに関わりたい!」と希望する人が多いのだとか。3年間の勉強の中で療育分野は就職先から除外されてしまうんだね、、、 なんでか? まず①給料面。病院の方が明らかに多い・・・。 ②そもそも医療専門職が配置されていないことが多い業界で先輩がいないので不安。 ③実習先に療育施設が少ない。ほとんどの人は実習先に就職することが多いらしい。。。 これってめっちゃ悪循環と思う。これで永遠に療育業界の医療専門職は増えない。(公共の療育センターにはある程度の人数がいるけど) ちなみにワタシが初めてOT作業療法士に出会ったのは、障害者入所施設で働き始めた時だった。その時夏だったんだけど、施設のテラスで利用者さんたちをプールに入れているお兄さんがいて、ワタシはしばらくの間、その人のことを「プールに入れてくれる係の人」だと思っていた笑 働き出してしばらくして、その人が作業療法士であることに気づいたのだけど・・・。 プール以外にも食事の時に使うスプーンなんかを作ってくれたり、SSTをしてくれたり、吊り下げ遊具で利用者さんを楽しませてくれたり、と作業療法士の仕事って多岐にわたる。 でも、利用者さんを楽しませながら訓練をしていく、ってところは共通なんじゃないかな。 もしワタシがもっと若かったら専門学校に入って勉強して資格取りたいなと思うナンバーワンの資格だ。 ワタシがこう思うに至ったのは、Ecoldで子どもたちの変化を目の当たりにしたからだと思う。 今回載せた写真の左側はちょうど1年前。コロナが流行り出して緊急事態宣言真っ最中の写真。当時、この子はまだペンが持てませんでした。 よく見てもらえるとわかるのですが、すごーく上の方を持ってる。これじゃあ力が入らない、なので軽くぐるぐる〜って書いて、「はいおしまい!」 それじゃあちょっと・・・と思い少しでも手の微細運動になるようシールを貼ってもらっていました。 そこから約1年、週に平均3〜4回・日によって時間は違うけど15分程度のOTの個別訓練を実施。 その中で色々な課題に取り組んできました。 「できないよ〜」と泣いてしまうこともあるけど、最後まで頑張る気持ちが育ちました。 できるようになると、もっと色々なことをしてみたい!というチャレンジ精神も旺盛に! 今では同じ年齢の子よりできることも多くなっています。 右側の写真は現在の様子ですが、クレヨン上手に持てています。また、最近では先生が塗ったものを模倣する、というのにハマっていて上手に同じように塗ることができています。 自信がついたので、みんなの前でしっかり発表もできるようになりました。 写真は載せてないけど、お箸も上手に持てるようになっていました。 4月から幼稚園に入園した彼。2歳でエコルドに通い始めてそのころに比べると本当にできることがたくさん増えたな、と感じます。 ずっと彼をみてきたワタシとしては、とっても感動します。 ご両親の努力はもちろん、エコルドのスタッフたちとの関わりの中でとても成長したと思います。 こういった変化を目の当たりにできるのはこの仕事の醍醐味じゃないかな、と思う。 今回wantedlyで医療専門職を募集するわけですが、なんでこの媒体で募集したかというと、、、 それは業界を変えたい!と思っている人に出会いたいから。 Ecoldはベンチャーです。 なので前例のないことにチャレンジしてくれるのwellcome! 給与面でも初任給は皆一律だけど、結果を出してくれた人には必ず対価を渡しています。←これ福祉業界ではなかなかない。ワタシたちだからできること。 福祉職=低賃金、はもうナンセンスだな、と思う。 あと、福祉は儲からないもの(儲けちゃいけない的なのも)、どうかな、と。 事業所運営で入ってくるお金は公費で限られているので、それ以外のところで稼げばいい。 Ecoldで新しいことにチャレンジしてみたい!こんな人を今回は募集しています!