中別府 海伸

　まだ制作段階ではありますが、私が総合プロデューサーとして0から始めた事なんですが、保健所の犬猫と里親をマッチングさせる事前活動アプリを作っています。今は引退して次の代に制作をしてもらっています。初めは全く違うアプリでお金を稼ぐ事を目的としたアプリでした。そのためにメンバーを募り、プレゼンをして仲間を集めました。 　当初はお金を稼ぐのが目的でしたが、様々な企画をメンバーと考えているうちに、まずは日本全体で問題になっている事を直していきたいと思いました。それで私たちにできる事はと考えた時にその案が出ました。そこからアプリ完成までのアウトラインと期日を作り、企画を煮詰めていきました。 　大学卒業まではそれに向けてメンバーとのコミュニケーションやメンタルケアなど心理学も活用しながら活動してました。 　私がなぜ、保健所と里親をマッチングさせるアプリを制作しようと思ったかというと、「殺処分を0にしたい！」「人の都合で悲しむ、殺処分されるわんちゃん猫ちゃんたちをほっとけない」と思い、わんちゃん猫ちゃんたちが幸せになる場を作ろうと考えました。 　つい何年か前まで殺処分の詳しい事は知りませんでした。保健所のドッグカフェに行った時に殺処分の実態、保護されている数を知り、驚愕しました。そこでそういうシステムが無いか調べたら、個人対個人のアプリ存在しましたが、保健所対個人のシステムは存在しませんでした。他責することが嫌いな私は、「私がなんとかしないといけない」と思いアプリ制作する決断に至りました。今ではその思いを継いだ仲間が制作を続けてくれてます。