愛知県立津島高等学校 / 普通科
硬式野球部
自分は高校時代、部員70人ほどの野球部でキャプテンを務めておりました。望んだ秋の大会で思うような結果を残せず、チーム改革に取り組みました。背景として、部員数が多く練習スペースも限られていたため、個々の選手が自主的に練習する状況であり選手間のコミュニケーションが不足していました。そこで、選手同士がより話し合い、お互いの考えや取り組みを共有する必要性を感じ、ミーティングを細分化し、一人ひとりに責任感を持たせ、自己表現の機会を与えました。野球ノートを導入し、話しにくい内容も話しやすくするきっかけとしました。また、部室での交流や練習終了後のサッカーなどの活動を通じて、学年を超えたコミュニケーションを促進しました。これにより、日常の何気ない遊びの時間から互いを理解しやすくなり、結果的に練習中の雰囲気も良くなり、チーム全体が活発になりました。またその上で、チームとして土壇場でのメンタルを鍛えるために、練習や掃除、挨拶などチームで決めたことを妥協せずやり切らせることで「やり切った」という自信をチーム全体で持てたと感じています。自分はキャプテンとしてチームの状況を観察し、意識の部分でチームを変えていくことができたと感じていま。