町工場 / 生産管理課
Monozukuri部
2017年12月~2018年3月にかけて、 京都のものづくりに携わる中小企業の若手社員をターゲットにハッカソンを企画・運営・参加しました。 「アウトドアの問題をものづくりで解決」をテーマに、3人1チーム×3の合計9名の参加者とアイデア出し→デモ機の製作に取り組みました。 私のチームは、 私:営業職。Webデザインがちょっとできる。 A:組み込み系エンジニア。ロボコン出場歴あり。 B:デザイナー。最年長50歳。 という個性的なチームで、「入山料を徴収する仮想ゲートを作る」という目標を持ってプロトタイプ製作に取り組みました。 まずはデザイン思考のエッセンスを学ぶため、京都繊維工業大学の講師の方に協力を頂いてワークショップを開催しました。 「問題を解決するためのデザインであり、プロダクトである」という考え方は、当時「図面をもらって、その通りに作る」ことを主な業務としていた企業のメンバー・自分にとって大変新鮮に感じられました。 次はアイデア出しです。 街中をうろうろとしてみたり、人に話を聞いてみたり、山の中に入ってみたりしながら、 アウトドアに潜む課題と解決するアイデアに思考を巡らせました。 そしてプロトタイプの作成です。 メイカーズスペースをお借りして3Dプリンタの使い方を学習して使ってみたり、Arduinoを使った電子工作のワークショップを開催・参加しつつ手を動かしてプロトタイプを作ることに専念しました。 ある程度出来上がったところで、実際に人に使ってもらって意見をいただきながら修正をk重ねていきました。 最後にプレゼンテーションです。 京都市のお役所の方や各参加メンバーの所属する企業の社長様、投資家の方をお招きし、プレゼンテーションを行いました。 様々な視点からフィードバックを頂くことで、特に「お金」「実際に欲しいと思うか」という面から考えたサービス・モノづくりの難しさを感じました。 しかしながら、このイベントを通して学んだ「あくまで問題・課題に焦点を当てた、解決策としてのモノづくり」という視点は大きな学びとなり、その後仕事の場でも活かすことができました。