株式会社ウィン / ディレクター
課題解決の柔軟なアプローチとリスクマネジメント
クライアント様から「会議の雰囲気があまり良くない」と相談を受けることがありました。クライアント様も原因が整理できていなかったこともあるため、その状況や問題を整理する必要があると考え、対話に多くの時間を使いました。その結果、2つの問題点が明確になりました。 ①上司や先輩など発言力がある人だけが意見して、他社員が発言しにくい雰囲気になっている ②業務中に質問する雰囲気ではないため、仕事を抱え込んでしまう。 →結果、一つのタスクに時間がかかり会議の時間がもったいないと思っている 以上のことから上司部下関係なく気軽に話せる環境を作ることが重要と考え、まずは相互理解を深めるワークショップを企画。また、クライアント様のみでの実施になるとモチベーションが低い社員が出てくる可能性があると考え、前の勤め先と合同で開催することで非日常感を演出し、モチベーションを保つよう設計しました。さらに定期的に相互理解の場を設けていただけるように、「やってみたいワークショップ」と題してアイデア出しのワークを取り入れ、ネクストアクションに繋がるように工夫しました。 後日、クライアント様から会議中の雰囲気が良くなって発言が多くなり、定期的に相互理解の場を設けているとご報告をいただきました。