AWS + Terraform + 企業レベル監視システム による本格的なクラウドインフラ構築
個人の技術ポートフォリオサイトを、AWSサーバーレス構成 + 企業レベルの監視システムで構築しました。 ■ 技術構成の進化 当初は手動でのインフラ構築でしたが、Infrastructure as Code(Terraform)を導入し、さらに2025年9月に企業で求められる本格的な監視システムを追加実装しました。 ■ 実装システム 基盤: S3(静的ホスティング)、CloudFront(CDN)、Route53(DNS)、ACM(SSL証明書) 監視: CloudWatch Alarms、SNS通知、Lambda外形監視(15分間隔)、EventBridge制御 CI/CD: GitHub Actions による完全自動デプロイ IaC: Terraform による全リソースのコード管理 ■ 監視システムの技術的価値 個人サイトでありながら、大企業SREチームが実装する監視手法を導入: 自動障害検知: CloudWatch Alarms でリクエスト数・レスポンス時間・データ転送量を監視 即座通知: SNS によるリアルタイムメール通知システム 外形監視: Lambda + EventBridge で15分間隔の自動ヘルスチェック コスト効率: 月額535円で企業レベルの24時間監視を実現 ■ Infrastructure as Code の実践 terraform import による既存リソースのコード管理下への移行 tfstate管理: S3バックエンドでの状態ファイル共有・暗号化 段階的適用: plan → apply による安全なインフラ変更 監視設定: アラーム・通知設定もTerraformで完全自動化 ■ セキュリティ・運用設計 AWS IAM: 最小権限による権限管理 GitHub Secrets: 認証情報の暗号化管理 HTTPS強制: ACM証明書によるエンドツーエンド暗号化 自動復旧: Git履歴による変更追跡・ロールバック対応 ■ 習得スキル・技術的成果 この実装により以下のスキルを実践習得: AWSサービス統合: 8つのAWSサービスを連携した本格システム構築 監視・運用: CloudWatch、Lambda、SNSを活用した企業レベル監視設計 Infrastructure as Code: Terraformによるインフラ・監視設定の統合管理 CI/CD構築: GitHub Actionsによる自動化パイプライン実装 コスト最適化: 監視機能込みで月額535円の効率運用 ■ 技術記事・実装詳細 詳細な実装過程や設計思想については、技術ブログで公開中: Qiita技術記事: https://qiita.com/parmenara/items/728ce35dbbc6c9915e0d ■ 成果物 GitHub: https://github.com/tomy224/inatom-portfolio.com Portfolio Site: https://inatom-portfolio.com/ 監視システム: 24時間365日稼働予定(SNS通知でリアルタイム監視) 個人プロジェクトでありながら、企業の本番環境で求められる監視・運用・自動化の実践経験を積むことができました。