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退職後、すぐに転職活動を始めましたが、新人ディレクターとして半人前で退社してしまった私をなかなか雇ってくれる会社はありませんでした。
大学卒業後、TBSスパークルに入社。 私が将来携わりたいと思っていた番組を制作していたことや、面接での印象が良かったことから入社を決めました。(私が受けた時は合併前だったので、TBSスパークルになる前の会社で内定もらいました)
入社4年目の秋からはディレクターとして修行を積むため、色んな番組を転々と携わりました。SDGs系番組、こども音楽系番組、ミュージカルの宣伝番組等々...。 全てが初めてで、この間までADだった私が、それまで仕事したことないカメラマンや音声やADと関わり、ディレクターとして番組を進めていかなくてはいけない。 しかも、その回のディレクターは私1人なので、責任やプレッシャーのかかる仕事ではありましたが、放送した時の達成感は何よりも大きいものがありました。 取材日、撮影内容、インタビュー内容、番組構成などを1人で考えることが大変であり、楽しかったのです。
復帰後、念願だった経済ドキュメンタリー番組に配属になりました。 以前のバラエティ番組にはなかなかなかったロケに行けるようになったこと、ディレクターの撮影や質問の仕方を間近で見れたこと、ADも自由に企画を出せる環境だったことが、何よりも嬉しかったです。 私は元々、企画や構成を考えることが好きで、テレビの企画にできそうなWEB記事などを見つけると、「これがもし撮影できたら...」と撮影の過程などを勝手に妄想してしまい、それだけでもワクワクするような人間なのです。 自分で企画を考えて、それを実現できる環境で働けることは何よりもやりがいでした。またこの番組で尊敬できる先輩とも出会い、毎日が充実していました。 2年目の秋に初めて企画が通り、ADのうちでも自分が企画したものは、ロケを任せて貰える日もありました。ロケでは取材対象者さんへのインタビューや撮影が上手くいかず、毎回反省の日々でしたが、それでも毎回学びになっていて、徹夜などもあって大変だけど楽しかったです。 結局、2年目から4年目の秋までその番組に配属されていました。
入社後、3ヶ月間の研修を経て、私はアシスタントディレクター(AD)として、BS-TBSのバラエティ番組に配属されました。ドキュメンタリー番組希望でしたが、まずはその番組で修行を積むようにとのことでした。 基本的な仕事は、ロケ先の宿、ご飯、交通などを調べてロケスケジュールを作成すること。ロケ後は編集や番組構成に必要な資料の作成、映像や写真素材を集めることでした。 宿やご飯も演者さんがいるので、好みや貸切ができるかなどを聞き、予算とお店の雰囲気が合っているかなどを確認して取ります。 配属後、1ヶ月くらいは楽しかったのですが、だんだんとディレクターからパワハラを受けるようになりました。具体的には、無理難題の要求を押し付けて、出来なかった時に「わざとだろ」と蹴られたり「腹黒女」とあだ名で呼ばれたり。また、編集でお弁当を頼んだ際は、私が目を話した隙に、私の分までわざとお弁当を食べてしまったり...。 我慢し続けた結果、病気になり、私は1ヶ月間休息を取りました。
「テレビが好き」という気持ちから、将来はテレビディレクターになりたいと思い、メディアが学べる大学、学部学科に進学。 メディアリテラシーや広告について学ひました。