株式会社かりゆし / 総務部 人事労務管理部門マネージャー
人ってヒトが評価できるのか。。。?
人事にも少し携わっていたことから人事考課の構築(ってかほぼ一から作り直し)にも参画(ってより全部やらされる)事に。 前提としてタイトルのとおり。。。 寧ろ評価するではなく測るが正しいんじゃないかとの考えから「絶対評価」を考え付く。 スキル評価と部署内での役割を客観的に見て「出来てる・出来てない」のみで評価して数値化、その数値のみにより評価を決定する方式を提案して無事に承認される。 ペーペーが1企業のオーナーや社長の前で制度導入を提案するなんて滅多に経験できない場面を経験し、足が震えたことを今でも覚えている。(自信はかなりあったけど) その時オーナーから掛けられた一言が「君の取り組んでいる業務に正解も終わりも無い。これからも鋭意取り組みながら正解を探す努力をしなさい。」 はい。今も探し続けてます。 すんごい怖い人かと思っていたイメージがあったけど、心根は優しくてクレバー?スマート?紳士?なんと表現していいかわからないけど、くぐってきた修羅場が一般人とは違いすぎて「怖そうなオーラ」となって吐き出されてただけなのかもね。 そんなこんなで一年間運用してみて評価する側からもされる側からも評価は上々! こっちの仕事が評価されたように感じて嬉しくなる。 でも。。。 その翌年「あしたのチーム」様様の「絶対評価」制度の導入決定。 えぇ~。。。俺のも「絶対評価」やん。。。 でもそこはちゃんとした企業が作りこんだ「評価」制度、精度も高いし、俺が作ったおもちゃみたいなモノサシとはわけが違います。 でもみんな「アイディア」は同じ方向なのね。作り込みが凄すぎて悔しかったけどね。うん。 これを頑張って運用していくうちにあんれまぁ。 全国表彰されてしまいました。 単純な生産性向上だけではなく「人件費のコントロール(再配分)」が出来たことが会社にとっては良かったのかな? まぁ数値の根拠も整ってたし。 導入・運用の裏話として一番苦労したのは人とのコミュニケーション。 制度構築なんてハードル激低。もちろん裏技も隠しておいた。 ほんと、人を納得させることには骨が折れるし時間が掛かる。 でもその苦労が報われる瞬間があったことも事実。 評価されたことで前向きになっていく若手。 奮起するベテラン勢。 隠してた裏技に気づきうまくやり過ごすクレバー勢と利用する上昇志向勢。 上手く適応できなかった人達。。。 前を向いて顔を上げさせる事が出来なかった人達。。。 未だに悔しい想いは残ってるのに全国表彰。 造ってリリースするだけが俺の仕事じゃない。 いろんな人に「良い影響」をもたらして初めて、仕事のはずなのに。