Shiro Somemori

スタートアップから運営していた思考力特別教室は５年で「次学年の継続率、進学部門への進学率」が95％を超え、教室によっては100％を記録し営業実績を残した。 教室運営の工夫 ●会員数増加によるコミュニケーション低下を解決できるメールシステムを構築 １００人を超える担当会員に連絡ができるよう、従来の電話でのコミュニケーションからメールのコミュニケーションを主体とし、送る時期や内容のテンプレートを作成。Excelで保護者に一斉でメールを送るシステムを活用。同じエリアの後輩社員に共有し、エリアの会員数の増加と退会率の低下に貢献した。 ●塾営業の柱「体験授業」「説明会」「講演会」の責任者を担当 体験授業の人員配置や説明会・体験授業の司会を担当。他の社員が行う場合は直接聴いてフィードバックするだけではなく、教育に対する考え方やその人が持っている熱を生かせるように相談。それぞれのパフォーマンスがより良くなるように構成した。 説明会や講演会の感想では５点満点中４点以上を常にキープし入会率と退会率をより良く改善した。 ●神奈川で唯一の思考力特別授業を運営する自分をブランディング 思考力講座を担当できる社員が全体で４人しかおらず、その中で神奈川と東京南を担当。プログラミングやボードゲームなど、既存の教科に縛られた指導と全く異なる「考える力」を鍛える講座を担当。また自分が問題を作成し新聞社に掲載していることから、思考力や受験に関する相談を他教室からも受けた。また、謎解きイベントや作問講座ボードゲームカフェなど、オリジナルのイベントを開催し認知度を高め、他教室からの受け入れはすでにできない状況だった。