塚越 健太郎

グループ会社の葬儀会社に業務出向し、『葬儀のできる不動産買取・仲介会社』を 目指すため、葬儀関連の業務に従事しました。 期限は特に決まっていなかったので異業種でどんなことをやるのか 想像がつかず不安な気持ちになりましたが、ここでしかできない経験だと思って、 挑戦しました。具体的な取り組みとしては、23区内にある自社運営の 葬儀会場での設営準備や撤収、ご遺体のドライアイス交換、役所への死亡届提出、 お通夜・告別式での慰問客対応など、幅広い葬儀運営業務を経験しました。 結果として葬儀の場で相続相談に結びつけることはできませんでしたが、 この経験を通じて、不動産業界とは異なる葬儀業界の業務フローや顧客対応の 重要性を学び、柔軟な対応力や問題解決能力を向上させることができました。 特に、葬儀業務では申込から火葬までの短期間で迅速かつ正確な対応が求められ、 効率的な業務遂行とお客様の心に寄り添う姿勢の両立が非常に難しい場面も ありましたが、これを無事にやり遂げるためには、顧客はもちろん、 社内外の関係者との連携や適切なコミュニケーションが不可欠であることを 強く実感しました。