深井 誠太郎

➀話すことへの抵抗を無くす もともと日本人が少ない学校へ行きたいと思っており、自ら望んだ環境だったのですが、 入学当初、慣れない環境にかなり萎縮してしまい苦い経験をしました。 ・留学初日に買い物へで出かけた際に、緊張したあまりお釣りを受け取らずに帰宅。 ・授業中の会話もほとんどなくYES,NOしか受け答えができなかった ですので、話すことに慣れるために、毎夕食事にホストファミリーに1日のトピックを話すことを習慣化しました。 台湾とフランス人の友人ができた/休日の予定/昼食に食べたピザについてなど、特別なんでもない会話ですが、自分を知ってもらう機会が増えたことでホストファミリーからも積極的に話しかけてくれるようになりました。 その結果、授業中も臆することなく発言したりと充実した生活を送ることが出来ました。 余談ですが、夕食時に日本ではクリスマスカードという文化がないことを伝えたところ、12月25日が自分の誕生日ということもあり誕生日プレゼントとメッセージカードをもらうことができたのも良い思い出です。 ➁進級のために学習環境を改善 学校では5週間に1度の進級テストがあり、それに向けて週5回授業をしていくような流れ。私は一番下のビギナークラス(小学生/中学生)でしたが、英語で授業が進められていくので授業についていくことが出来ませんでした。また、授業形態も日本の受け身の授業と違い、生徒同士で話し合うことがほとんどでしたのでかなり苦戦したのを覚えてます。 そのため、勉強方法と環境を変えるように努力しました。 ・単語力 帰宅後毎日2〜3時間復習と翌日の予習を行う(わからない単語の書き出しやノート作り) ・聞く/話す力 学内の日本人とは英語のみで会話 授業中やホストファミリーとも積極的に会話を行う 学内のイベントに参加し、高いクラスの学生と話す 休日は、たくさんのセレクトショップやマーケットに行き、現地の方との交流を図る ・読む力 有名な童話の英語訳の本を読む これらの方法を続けたことで、帰国2週間前には4つ上のクラスの合流することが出来ました。そして、student of the week (先生方の投票による一番意欲的に取り組んだ生徒に送られる賞)に選出されたりと満足のいく結果で終えることが出来ました。