武蔵野大学 / 工学部環境システム学科
2nd Clothes(セカンドクローズ)
2nd Clothesは、捨てる服を持ち込んで、展示されている服で気に入ったものがあれば持ち帰ることができるブースを武蔵野大学有明キャンパス5号館学生ホールに常設し、学内で服の循環を行うものです。大学生は、ファストファッション通販をよく利用し、合わないと感じたらすぐに廃棄してしまいます。この2nd Clothesを利用することで、アパレル産業の抱える社会問題に対して、ファストファッションを多く利用する大学生の立場から、誰でも簡単に一歩踏み出すことができます。 このプロジェクトは、2021年から「服の交換会」として高橋ゼミと明石修ゼミで運営されてきました。学生団体にわとりで1年生の3月に「服の交換会」という企画を引き継いで改良し、サステナビリティ学科の高橋和枝教授と鈴木菜央准教授の指導のもと、現在も設置しています。 私たちの運営に変わってからは、従来の紙ベースの入力方法に不便さを感じた利用者の声を受け、オンラインフォームを導入しました。この変更により、服の持ち込みが多い場合でも、自宅から簡単に入力ができる仕組みを整え、多くの学生が気軽に参加できるようになりました。それに伴う課題解決にも取り組みました。服を持ち込む利用者と持ち帰る利用者がお互いの存在を知ることができず、資源の循環が見えにくいという問題です。そこで私は、学園祭で自分のビジョンの説明しながら、それを作ることのできる学生がいるかを聞いて歩き、最終的にはデータサイエンス学科の先輩が代表を務めるBohPJというサークルに依頼し、新しいシステムを開発しました。服が持ち帰られた際、元の持ち主に感謝メールが届くシステムです。この工夫により、服を提供した人々が「自分の行動が誰かの役に立った」と感じられるようになり、参加者の満足度と意欲が向上しました。また、ブースに来ても、使い方の流れを理解するのに困難を感じる人々へのサポートとして、導線上に横長のポスターを配置することでシンプルな見た目でありながら、プロジェクト全体の利便性を高めました。 課題解決においては、「誰のための」サービス・プロダクツかを意識し、利用者のニーズを最優先に考えられる点が私の強みです。