平成27年度一橋大学中国短期調査
前期ゼミ(中国経済を取り扱っていました)の一環で、中国に10日ほど滞在し数々の企業訪問や農村の視察を行い、中国の経済を肌で触れました。 中国人民大学や上海財経大学では、中国に飛び立つ前にゼミで議論した経済(内需拡大や格差是正)についてディベートしました。 企業訪問では、例えばJICAで北京の大気を改善した取り組みを、JBICでは日系企業の中国進出を学びました。また、北京や上海と比較する形で、山東省の農村を視察しました。落花生で生計を立てている姿を目の当たりにしました。その後村長がお話してくださり、インターネットの普及が意外にも進んでいることが分かりました。 以上のような経済系の学習以外では、ビジネスを学びました。日本大使館を訪れ、日本へ中国人観光客を誘致するお話を伺いました。また、中国進出を果たした日系企業が、文化や言語の壁に苦労しつつも業績を回復した話は個人的にとても印象的でした。 帰国後はそれぞれの研究テーマを日本語と英語の両方でレポートにしました。中国の多様性を知るいい機会になりました。