流し目ジェネレーター
東京大学松尾研究所のDeep Learning基礎講座で、チームを組んでプログラミングして発表するコンテストがありました。私のチームがやったのは、Cycle GANを使って流し目が美しい北川景子さんの顔を松尾豊先生の顔に生成するというもの。その名も「流し目ジェネレーター」。誰もが北川景子さんのような美しい流し目をDeep Learningで作ってみたいというモチベーションでやりました。 結果としては、松尾先生がゾンビのような映像(その映像を添付します)になってしまいましたが、北川景子さんが笑っているとき、松尾先生もうっすら笑っていることが無事に生成されており、また北川景子さんが横を向いているときも、松尾先生が横を向いていたので、まぁ、松尾先生のゾンビ以外は頑張ってできたのではないかと思います。 工夫した点としては、オリジナル論文はbatch size=1でしたが、メモリの限界まで上げてみたことです。一方で、今思うとこうしておけばよかったなと思うこととしては、学習率はオリジナル論文では固定されていたのでそのまま適応してしましましたが、変えてもよかったかもなと少し思っています。 今回の技術は、世の中的にはDeep Fakeといって実際にはオバマ大統領が発言していないのに、あたかも本人が発言した映像を作れてしまったりもするので問題にもなっている技術でもあります。ですので、AI技術に関してよく言われることではありますが、作り手側のモラルはとても必要だと思います。 それにしても北川景子さん、とてもきれいです。なれない作業が多かったですが、彼女の美しさにだいぶチームメンバー全員癒やされました。