セブンスピリット 日本公演
2019年11月に行われたセブンスピリットの日本公演。セブンスピリットがなかったら日本には一生行くことができなかったかもしれない60人の子どもたちの音楽を聞きに行きました。 言葉、音、映像だけではとても伝えきれないもの。 この子たちが日本で演奏するためにどんなバックグラウンドがあったのかを想像するだけで、いろんな感情が芽生えたのを今でも覚えています。 「貧困」「スラム」 このような言葉を聞いて、皆さんはどのようなことが頭に思い浮かびますか? そのイメージは間違いなく「貧困」の一つの側面だと思います。 ただし、物事には一つの面だけではなく、多様な面があります。 貧困とは何か、スラムとは何か。 僕はいまだにその答えは見つかりません。 でも、実際に自分の足で訪れていつも思うことは 「そこには彼らの生活がある」ということ。 よくわかりませんよね。 彼らは可哀想な存在ではなく、彼には彼らの生活があり、そこに笑顔があるんです。 もちろん皆さん全員に実際がその現場に行くことは難しいですし、その必要はないと思います。 でも、もしこの動画で何かを感じてくれる人がいるなら その感じたことを次に繋げることが大事だと思っています。 僕はこの演奏会を聞いて、感動した。 言語化できないいろんな感情が芽生えた。力をもらった。 この感情が生まれた空間を、みんなに届けたい。 そう思えた演奏会でした。 少しでも彼らの力が、誰かの心に届きますように。