Movement with gangsters
学生団体「日本ソマリア青年機構(現NPO法人アクセプトインターナショナル)」で従事していたプロジェクトです。 ケニアにあるソマリア人居住区で暮らす若者たちは貧しい暮らしを送りながら、ケニア人から迫害され差別を受けることも多く、その中には生きるために暴力行為や犯罪行為に及び若者ギャングとして生きる者たちがいます。 そして、その若者ギャングたちはイスラム系のテロ組織アルシャバーブからのリクルート予備軍として、未来のテロリストの温床となっていると言われています。 私たちのプロジェクトの目的は、彼らと同じ若者(Youth)という立場で、彼らの社会復帰や職業技術獲得を支援し、テロリストへと繋がる道を断ち切るということです。 私がプロジェクトに参画していた当時は、現地の若者ギャングを集めて意識改革の講演会を行ったり、ソマリア人の団体現地メンバーとしてリクルートをすることで、迫害される彼らを社会の一員として招き入れる第一陣となる活動をしておりました。 現在では後継の団体メンバーが、現地のギャングにスマートフォンの組み立て技術を支援するなどといった、有効的な社会復帰に繋がる技術支援を実現しております。