①メンター業務でのKPI達成
メンターとしてのKPIである「質問対応件数」において、月間KPIを150%達成した。 <KPI設定> 背景として、その当時は質問数が多く、受講生が質問をしてからメンターが対応開始するまでの待ち時間が多く発生していた。 その課題を解消するためには、メンター一人一人がより対応をコンパクトにし、たくさんの質問を対応する必要があったため、上司と相談し、月初に「20件/日対応する」という目標を立てた。 この当時の一人当たりの平均対応件数が15件/日であったことから、それを上回る目標を設定した。 <結果> 結果としては、1ヶ月を通して平均30件/日を達成できた。 また、一番多い日では一日で43件の対応をした。 この結果は周りからも一目置かれ、他拠点のメンターから「秘訣を教えて欲しい」と個別にDMをもらうこともあった。 <過程> 目標を達成できた要因は、主に以下の2点と考えている。 ①PDCAを多く細かく回したこと 一度の対応で、伝える情報を少なくすれば対応時間は減少し、対応件数は伸びる。 しかし、それでは元も子もなくなってしまうため、これまでに伝えていた情報量は変えず、「いかに1度の説明で理解し切ってもらえるか」「同じ説明でもより簡潔に話すためにはどうしたらよいか」を常に考えた。 対応は全てオンラインだったため、自分のPCの横には必ずメモ用紙をおいて、対応後に気づいた良かったことや改善できそうなことは全て書き出し、1日の終わりに振り返りと、1日のはじめには今日意識することを決め、1日単位でPDCAサイクルを回した。 ②「全て教えるのが最善ではないのではないか」と疑ったこと 自分がやっているのは「エンジニアとして転職し、人生を幸せに生きる人を増やすこと」であるため、そもそも全てこちらが教えてしまってはエンジニアとして必要になる自走力が育たないのではないかと考えた。 そして、受講生様のレベルに合わせて、あえてヒントだけ提示して残りは対応終了後に再度取り組んでもらう、ということを行った。 そもそもの構造から疑ったことで、「受講生様の自走力を高める」ことと「対応時間を飛躍的に短くする」という2つのことを同時に達成できたと考えている。