富士通ITマネジメントパートナー株式会社 / デバイス製販ソリューション部
海外メンバーの案件管理、文化の違いを意識したコミュニケーション
案件管理の経験はあったのですが、海外メンバーを含めた案件管理を初めて担当することがあり、品質リスクが発生する 恐れがありました。 そこで海外拠点への出張時に海外メンバーとの日常会話からメンバーが抱えている「お困りごと」を聞いてみました。そ こでは、メンバー間に日本語の読解レベルに差があること、設計書は理解できるがユーザー要件まで理解できていないと いうことが課題としてあげられました。また日本と海外メンバー間で仕様齟齬が多く発生している過去の事例から「日本 人特有の行間を読む」ことを前提にしたドキュメントを理解することが難しいのではと考え、ユーザー要件をできるだけ 詳細に落とし込み、 また必要に応じてビジュアル化したドキュメントを別途作成することで認識合わせを行いました。 ユーザー要件を理解してもらえるようになり、海外メンバーにおける仕様漏れの防止に繋げることができました。