UCLA 語学研修
アメリカ合衆国にあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(以下UCLA)において、成績上位者に権限が与えられる大学全額負担の語学研修プログラムに参加しました。 私が留学をしようと思った理由は2つあります。1つ目は異文化交流をしたいと思ったからです。アメリカは人種のサラダボールと言われている通り、様々な文化を持った人々が共に生活しています。今後日本における外国人観光客が増加すると言われている中で、アメリカでの留学体験はグローバルな感覚を身につけたかった私にとって非常に有意義なものでした。2つ目の理由は、自分の英語力を試してみたかったからです。私は英語を勉強している身でありながらも、実際に英語圏の国に行ったことがなかったので、自分の英語に自信を持てずにいました。今回の留学では、現地の方や先生方にたくさん褒めていただいたので、今までの学習の成果を存分に発揮し英語力に自信を持てるようになりました。 私はこれらの2つの目的を達成するために、授業の活動だけではなく積極的に外出することを心掛けました。名所から穴場まで様々な場所を訪れましたが、その中でも一番印象に残ったのは、移動手段として頻繁に活用していたバスの中での出来事です。アメリカ人のリアルな日常を覗くことができるのと同時に、ロサンゼルスの現地の方々は非常にフレンドリーな方が多く、気さくに話しかけてくれるので英語力を試す場所としても最適でした。そして、彼らの優しさに触れるたびに、日本人にはおもてなしの心があっても思いやりの心に欠けているということに気づかされ、帰国後の過ごし方について考え直すきっかけになりました。 私は留学を通して今まで知らなかった新しい自分に出会うことができました。それは異国の地で奮闘しながらも、多くの人を巻き込みながら積極的にコミュニケーションを取ろうとする少し大胆な自分です。これは実際に日本を離れ、世界に飛び出して生活してみなければわからないことです。これからも常に海外の文化や新しい情報に目を向け、自ら情報を発信し続ける人になりたいと考えています。