早稲田大学 / 人間科学部人間環境科学科
地元岡山市の道路事業についての検討
建築環境心理学の授業のレポートで、「人間と環境の関係」について自身の経験、疑問、観察を取り上げ、考察するという課題が出た。事例として、私の地元である岡山県岡山市の道路空間創出事業を取り上げた。車通りの多い道路を、歩いて楽しい道路にするための計画であった。しかし、私自身が歩きたいと思える改善が見られず、授業以前から気になっていた。そのため、事業について詳しく調査し、現地で現状の観察も行った。考察として、道路の増幅、ベンチ、街灯の設置、緑化のような、事物の設置、置き換えのみで事業を終了させていることを問題点として挙げた。それらを活用したカフェなど、人々のコミュニティの場となるような空間づくりが必要であり、そのためには周辺住民や企業との連携もすべきであることを述べた。