首都大学東京 / システムデザイン学部インダストリアルアートコース
複製との対峙
大学4年。卒業研究作品。「プログラミングを使った作品に似たような作品が多くないか」という1つの疑問から生まれた作品であり、 プログラミングを使った作品にオリジナリティを持たせるにはどうしたらいいかを考えた。ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」 によると、オリジナリティのあるものにはアウラが宿っており、複製技術を使った作品にアウラは宿らないと言われている。(本当はもう少し複雑)つまりこれは、プログラミングで作られた作品 = 複製できる作品 にアウラを宿らせたいという実験的作品である。 テーマはアルゴリズムの美しさ。openFrameworksでアルゴリズムからジェネラティブアートを生成し、それを自らの絵で油絵に仕上げ、さらに同じアルゴリズムから音も生成し絵に触ることでその音がなるようにしている。観客はアルゴリズムから生まれた美しい模様をまず見て、そして触ることによりそれを感じ、そこからこれまたアルゴリズムから作られた音が流れることによって美しいアルゴリズムの世界に足を踏み入れる。



