HTB : 大阪での営業活動
名古屋以西のエリアを担当する関西支社に配属になりました。 支社は支社長1名、副部長1名、現場2名の体制です。 1回目の転職時と同様、本社のことがよくわらかないまま現場に入ることになりましたが関西支社は歴史的に地区シェア1位を社内で唯一キープしており、シェアを落とすことは許されない環境でした。分からない事が多い中でも結果を出すため仕事の特性、ルールの違いを理解するところから始めました。 前職ではオーダーが月数千個あって追いきれなかませんでしたがCMの発注は月に50オーダーも無い程度になったため、1つ1つ検証できるようになりました。 TV業界では広告代理店の担当者が全国120局以上の配分を決めるため、研究者に対して訪問してくるメーカーは20社程度と言う前職に比べ接触時間が限られる環境です。 取った戦略は代理店に10名ほどいる配分の担当者それぞれにとって「選びたい局」になる事です。 ベタですが10名しかいないので全員と仕事を通じて信用してもらう事で仲良くなると言うアプローチを取りました。関係の薄い人の案件では多少無理してでも発注をもらって接点を作る、規模の大きい目立つ案件で過剰気味のサービスをする事で印象付けるなど1人1人に対して自分の事を認識してもらい、北海道での相談事が自分に最初に回ってくる状況になるよう心がけました。120局の1番を目指すのは容易では無いですが北海道5局の中で1番を目指すのは現実的な目標となりました。 1つ1つのスポンサーの特性を理解した上でCMの売り切れを出さない、売った後のフォローを大事にする、スポンサーの都合まで考えた見積を出すなど当たり前の積み重ねではありますが、広告代理店が対スポンサーになぜHTBを選ぶのか説明する時に困らないような提案を作るよう心がけ、信用を勝ち取ることができました。 活動の甲斐あって担当大手代理店シェアの社内記録を更新することができました。 2017年 歴代1位 2016年 歴代4位 2015年 歴代3位