和 一
長期インターン
私は一年間近く国連UNHCR協会で苦手な営業を行ない続けることに情熱を注いだ。業務内容は街ゆく人に声をかけ、毎月引き落とされるマンスリー募金の契約を取るというもので、業務だけでなく毎月のノルマも厳しく多くは初月で解雇された。最初は私も苦戦したが、人や場所のせいにするのではなく、自分自身に原因を見つけようと心がけた。そこで募金の正当性を伝えるだけでなく相手の年齢、職業、様子などからその人の真意を読み取り、最もその人に響くトークをその場で作り上げるようになった。その結果ノルマを達成し続けることができたが、なにより自分の苦手だった営業に真剣に取り組み変わることができたことに自分の可能性を感じた。