ミライアス株式会社 / 代表取締役
「全部自分でできる人になる不動産の仕事大全」出版
大全とは「大きく出たな」と思っていますが、464ページあるのでお許しいただければ。 「不動産業界を、清く正しくして、次世代に引き継ぐ」という個人ミッションのもと、起業してから現在まで本を書いてきました。 1冊目:お客様側が不動産会社に騙されないために 2冊目:複雑な不動産相続に関する注意喚起 そして、今回の3冊目は、不動産業界従事者のスキル・リテラシー向上 (特に中小不動産会社に勤務する方、これから初めて不動産業にチャレンジする方に読んでほしい) 自分自身を振り返ると ・最初、家業の不動産会社では、OJTも何もなくて「不動産の仕事って何するの?何もわからない!」状態 ・東急リバブルでの、経験の頻度&育成・研修制度は素晴らしかったなと→空中戦を学ぶ。 ・ソニー不動産で、また何もない状態だったけど、大手にはない集客方法やノウハウがあったなと→地上戦を学ぶ。 ・起業してからは育成って本当に大変。そもそもリソース足りてない→一点集中のゲリラ戦wかな? そんな、家業・大手・大手ベンチャー・どベンチャーで、経験をしてきた不動産売買に関する基本実務とノウハウを、あったらいいなを、惜しみなく、なるべく色が出ないように書きました。 (色々他の本を参考に読みましたが、クセが強い本が多いのは不動産業界特有なのかな?職人気質が高くノウハウの均一化がされないことが業界の課題) 不動産の仕事はヒト・モノ・コト・カネの領域ごとに個別性が高く、実務の点と点が線になるまで、大変です。 一人前になるまでに3年くらいかかります。先輩・上司に相談しようとしても「仕事は背中を見て盗め」的な人も、まだまだいます。「何でわからないんだ!?売上どーすんだ!?」とツメる人も未だに多くいるでしょう。 「教えてもらえない、やり方はわからない、仕事がつらい」では辞めちゃいますよね。 新しく不動産実務にチャレンジする人にとって「教えてもらえなくても、やり方は本を見れば安心」と一人前になるまでの、お守りマニュアルとして。 「仕事はつらい時もあるけれど、お客様に喜んでもらえて楽しい!」 と正しい不動産実務のきっかけになれば嬉しく思います。