野菜おじさん発足(学内食品移動販売)
【それは何?】 学内の寮生向け食料品移動販売を勝手に発足。最終的には時給五千円、野菜、水、ラーメン、パスタ、マスクなどを販売した。顧客は学内寮生(約300人)、学内の大学スタッフ、学食マネージャー。 【なぜ?】 私の大学は駅やスーパーから自転車で15分の位置に立地しており、かつ、学内の寮に約400から500人が居住していた。私自身も地方出身の寮生だった。寮生のほとんどは自炊を行なっていることから、基本的な野菜3品(人参、玉ねぎ、ジャガイモ)を共同購入すれば安く手に入るのはないかという仮説に基づき始めた。 結果、大いに受け入れられ、学生だけではなく、学内で働く事務所スタッフにも喜ばれた。 pm2.5発生時にはマスクを、福島原発事故の時には水を、学生からヒアリングし需要が大きかったラーメンやパスタを順次導入した。 【なぜ成功した?】 ・需要があるがめんどくさいことを積極的に「試してみた」結果であるとおもう。仮説を立て実行し継続させたこと。 ・週1回定期的に回ることによって顧客の生活習慣の中に組み入れることができたから。 ・周辺の商品の市場価格を調べ少しだけ安い値段に設定したから。 ・生活に必要だが嵩張るものを中心に販売し、賞味期限がないが物(在庫リスクの小さい物)を販売したから。 【最終的な稼ぎ頭】 水 600円で仕入れ1200円で販売、一度買った顧客はほとんど常連になった。(福島原発事故セシウムが関連している)