『挑戦する教室』
[内容紹介] 以前、海外インターンの面談で、ある大学生が「就職したら辛いことばかりなので卒業する前の最後の楽しみだ」と言ったことに衝撃を受けました。それは周りの大人たちから辛い声しか聞こえてこないことが原因でした。 社会と繋がるってこんなに楽しいことなのに! 生きるって最高に面白いことなのに! と思っていた私は、生徒たちにもっと輝く大人たちとの接点を持たせたい、社会との接点をたくさんつくりたい、そして自分らしさを地球規模で表現してほしいという想いで、教育事業を展開することにしたのです。 (「刊行に寄せて」より) [著者プロフィール] 中村寛大(なかむら かんだい)タイガーモブ株式会社共同代表取締役 1989年栃木県生まれ。2012年立教大学卒業。人材コンサルベンチャーへ新卒で入社後、スタートアップ企業からグローバル企業まで数多くの採用や教育組織開発のコンサルティングを手掛ける。そのかたわら、就職活動をする学生のサポートを6年間実施。その後、ECベンチャーへ転職、人事部門の役員を務める。2018年、タイガーモブへ入社。内閣府青年国際交流事業、文部科学省WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)などのプロジェクトに関わる。現在、全国約70校の中学校・高校へのカリキュラムや海外修学旅行を提供し、年間約3,000人に挑戦する舞台を届けている。チャレンジャーであふれた世界をめざし、2022年には世界の最前線を舞台にした学校「TigerMov School」を立ち上げる。「Learning by Doing(実践を通じた学び)」を軸に日本の学びを変革する実践家。 [監修者プロフィール] 小寺 圭(こでら けい)元Sony China会長 1946年東京都生まれ。1970年東京外国語大学卒業。木材専門商社、General Motors Japanを経て1975年ソニー(株)入社。中近東、アジアでの駐在を経てAsia Marketing Co(Sin)社長、海外マーケティングセンター長、Sony Europe社長、Sony Marketing of Japan社長、Sony China会長を歴任。その後日本トイザらスCEOを経て現在は数々のベンチャー企業の社外役員・顧問などを務める。タイガーモブとは2016年の会社設立時から係わる。