小澤博司
上平石井プロジェクト 「ものぽっくる」
ものづくりという体験を通してコミュニケーションを促す、ワークショップを企画・運営していました。問題解決ではなく、探索思考のプロジェクトとして行っていたので問題点を探すことと臨機応変な対応を必要とされていました。そこで自分が力を入れていたことは、楽しむことです。普段の作業はもちろん、ワークショップを開催している時も楽しんで接客をしていました。ただ楽しむのではなく、楽しむためには何ができるかを考え、メンバーの仕事を手伝ったり、ワークショップを体験してもらう上での交流を生み出すための工夫を考えたりと、常に自分が何をできるかを考え自発的に行動していました。運営する側が楽しむということは、周囲に楽しそうだという印象を与え、さらに楽しそうな雰囲気で人が集まっているということは、空間デザインの一環としてとても大きな影響を与えることをこれまでの活動で感じました。自分たちの考えた企画や工夫で周りの人に影響を与えることに楽しさを感じられるようになりました。