西日本インカレ
私は日経BPが主催する西日本インカレ合同研究発表会に出場しました。西日本の様々な大学から100チーム以上が集まるレベルの高い発表会でした。私は統計分析などを使用した高度な研究は初めてということと、半年以上の長期間のプロジェクトであることから参加を迷っていました。しかし、長期間に渡って地道な努力が必要なことこそ成長でき、リーダーとして長期間のプロジェクトを遂行する経験を学生時代にできることはプラスになると考え、参加することにしました。チームとなり研究を始めた時が夏季休業前で、本番は11月中旬でした。序盤はトップジャーナルの英語論文を中心とした先行研究、中盤は学外に出てのアンケート、後半は統計分析や発表資料の作成などを行いました。研究テーマを決定したのち、まず最終的なゴールを定め、そこから逆算して、1ヶ月単位、1週間単位、1日単位ですべきことを明確にし計画的に取り組みました。そうすることで、長期間であっても研究の軸を保ちながら的確なスケジュール管理をして進めることができました。私自身夏季休業中はずっと東京でインターンシップを実施していたのでメンバーで集まって研究を進めることは不可能でした。その中でも1週間単位でそれぞれすべきことを明確に割り振り、ビデオ通話で成果を確認し合うことでインターンシップと両立させながら研究を進めることができました。リーダーとして、納得のいく成果が見られなかった場合は時には厳しく指摘し、嫌われ役になって高い完成度の研究を追求しました。終盤は大学のテスト期間とも被る時期がありましたが、メンバーで集まる機会を増やし、チームとして一体となって厳しい状況を乗り越えることができました。アンケートの項目や統計分析など行き詰まってしまった時には、統計分析の経験があるメンバーにアドバイスを求めたり、セミナーの先生のアドバイスを素直に反映させました。それにより、科学的に証明された高レベルな研究を完成させることができました。