「龍田さんがいなかったら我々のビジネスはありませんでした・・・」営業冥利に尽きるお客様の言葉
お問合せを頂いたのは2023年10月の事。高校生向けの学習塾のお客様なのですが、現在のビルがオーナー様の都合で建て替える事になり12月までに新しい塾を探さなければならない・・。そして大事な冬期講習も控える時期・・。お客様が探されている地域は実はオフィスや店舗物件の供給数が少なく物件を確保するのが困難なエリアでした。既に他の不動産やさんにもお問合せをしていたが、取り合ってもらえなかったり「物件はありません」の一点張りで断られていて大変お困りでした。 物件を必死に探しお客様と一緒に多くの物件を回りました。そして見つかりいざ申し込みという最中、別のテナントから申し込みが入り申し込みをする事が出来ず・・・ 私は他のエリアも提案もしましたが、「生徒さんの勉強をサポートしてあげたいので、今の環境よりも良い環境を用意してあげたい・・・」そんな社長の熱い思いに応えようと約6か月物件を探しました。このお客様もまだ設立が浅く大手の会社様と申し込みが重なってしまうとオーナー様にはそちらを優先されてしまい。5度も貸主様からお断りをされていました。お客様に今のオーナーさんへ契約の延長を交渉してもらうとアドバイスを行い、引き続き探しました。 すると駅に近く生徒さんにも喜んでもらえそうな意中の物件を発見。しかし今度は内装費用を調達するために政策金融公庫さんから融資をとりつける必要がありました。社の金融機関の仲間に助けを求め、一緒にお客様と事情計画書と出店計画を見直していきました。そして公庫さんにも納得感のある内容に仕上げて、見事融資を勝ち取りました。 これで進むと思いきや・・・ また別のテナント様から申し込みがありました。大手のデイケアサービスからでした。 このままではまた他のテナントさんを選ばれてしまう。 私はあえてお客様に元々の賃料より高く申し入れをする事を提案しました。 本来は賃料をお安くするのが、私たちの仕事なのですが、今やるべき事は生徒さんのためにも物件を確保する事。社長も深く考えて「よしそれでいこう」と仰ってくださいました。 その後、オーナーさんの説得を試みました。先につくった事業計画書やなぜこの物件を気に入っているのか、お客様のストーリーをオーナー様に伝えました。資金調達も話が出来ている事を伝え、創業のストーリー等も話をしたところ大手さんを断って頂き、私たちをお迎え頂く事になりました。 その後、現地で顔を合わせてオーナー様とお客様は意気投合。 これぞThis is This is a 不動産仲介だと思いました。 写真はお客様から頂いたお菓子です。 また一緒にお食事もご一緒した時に「龍田さんがいなかったら我々のビジネスはありませんでした・・・ 仲介手数料1か月だけのお支払いが本当に申し訳ない気持ちです。新しい塾をオープンするときは絶対に声かけますね」といって頂いたのが、営業冥利に尽きます。 改めてご移転おめでとうございます!