Mono-Coto Innovation 全国大会出場 / チームリーダー
尊重を重視したリーダー
9か月間の準備期間の中で、以下の2つの問題点があった。 1つ目は、物理的距離による弊害だ。異なる県に住むチームメイトとの意思疎通に苦戦を強いられた。そこで、Skypeを用いたミーティングを週1回開くことで直接会話する機会を設け、互いの意見を交換できるようにした。また、可能な限り互いに行き来し、共に作業する時間も設けることで細かい修正も行った。 2つ目は、モチベーションに差が生まれたことだ。長い準備期間の中で、チームメイトのモチベーションが下がってしまい、作業が滞る場面があった。その際、まず実際に彼らのもとに行き会って話し合いをする機会を設けた。その後はslackを用いてこまめに連絡を取り、些細な意見やアイディアでも共有すること、定期的に現状報告を行い分担をすることなどを重視することで最終的に満足のいくプランを完成させることができた。 この活動の中で私がリーダーとして重視した点は、相手の意見の尊重と効率的な進行だ。私と他チームメイト2人との間には3歳の年の差があったが、自分一人で進めていくことがないようにまず話を聞き、お互いに納得するまで話し合ったうえで決定することを心がけた。役割分担においても互いの得意分野や特に熱意があるものに応じて振り分けた。また、作業内容が多い中効率良く進めていくために、分担の平等性以上に最終的な完成度とスピードを重視して担当した。その点においても、プランへの貢献度は同じになるようにアイディアの共有を大切にした。 この経験から、効率よく進める計画力と自他両方の意見を尊重する力を身に付けることができた。